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台湾研修旅行の感想

美濃清商工社員①

今回の旅行は、友の会の会員様(7名)と社員(9名)合同でという企画が
され、参加しました。
 私自身台湾(中華民国)へは3回目ということになりますが、阿里山へは、初めて行き ますのでものすごく楽しみでした。
 出発の前々日社員への説明会で、ホテルでは会員様とツイン1室で泊まると聞き、戸惑 いの感が拭えませんでしたが、これも良い経験だなと思い直しました。
 さて、関西空港で鶴居社長が遅れられたというハプニングがありましたが、無事台北へ 着き嘉義へ移動しました。
 ホテルで、今日から3日間相部屋のメンバーが発表され、私はマルヨ藤井木材社長と同室さ せてもらいました。最初は緊張感がありましたが、とても気さくな社長でいろいろお世話 になり、貴重なお話も伺いました。我々社員は、仕事の中では得意先様と話しをする機会 があっても、この様なくつろいだ環境の中でのお付き合いというのは滅多に有るものでは なく、すごく良い経験になりました。社員全員そう思ったと思います。
 台湾ではちょうどこの時期中秋の名月で、大型連休に当たっているそうです。夕食後 ホテルの庭から眺めた、まん丸のお月さんがとてもきれいでした。
 2日目嘉義から阿里山へ、私の1番楽しみにしていた台桧を、見に行きます。
阿里山とは、周囲に連なる2000m級の山々18座の総称だという事です。
1番高い山は新高山(標高3997m)だそうです。阿里山へは森林鉄道とバス両方で登 れるのですが、今回はバスで登りホテルへ。
そして森林鉄道(車体がすべて台湾桧で作られた)で台桧を見に行きました。戦前日本が 台桧を伐採した後に植林した吉野杉も大木に育っていました。遊歩道を歩き、台湾桧  紅桧 台湾杉 楠の大木を見ながら1番大きな(樹齢2500年)台桧を見たときは感動し ました。私が入社した頃台桧の盤木が、石3~4万で販売していた事を、思い出します。
 翌朝3時起床。全員防寒服に身をつつみ、森林鉄道にて祝山へ登り、新高山を右前方に 見ながらご来光を待ちました。広場の最前列に陣取り6時12分の日の出を待ちます。 1番前にいると他の誰よりも真っ先に見えるという思いからか寒いのを辛抱します。
一瞬に周りが黄金色に輝いたようなご来光を見たときは、体全体が洗浄された様な気分に なりました。まだ瞼に焼き付いて残っています。
 台北までの長い道のりのため、朝食もそこそこにホテルを出発。ウーロン茶の茶園が 多い登山道をバスで、日月潭を経て夜8時台北着。やっと日本人好みの中華料理を食べら れたという感じがしたのは、私だけではなかったと思います。
 4日間の旅の間、美濃清友の会会長小畑社長はじめ各社長様、本当にお世話になり ました。これからも定期的にこういう機会を作っていきたいというお話を聞き楽しみに して、これからも得意先様と共存共栄出来るように、日々の業務に励みたいと思います。 皆様お疲れ様でした。


美濃清商工社員②

今回の、この旅行に参加しまして何を感じたかと言いますと、自然の力強さ
を思い知らされました。
何が凄いかと言いますと、樹齢何百年とする大木がまだまだ成長していく過程を、その一瞬を、その場所で、その時を過ごす事が印象に深く感じました。
一日目は、北回帰線の石碑がある公園に行き、気温、周りの人たちを見ていると、大変遠い所に来たんだと思いました。 
嘉義での宿泊先で、昔からの取引先の代表者林さんと夕食を共に過ごし、想い出話しを聞きまして、仕事で大事なことは、一日一日時がたち信用を築き上げる事だと言われました。それが当社との今に至る付き合いだと私は思います。
二日目は、嘉義から阿里山にバスで移動しました。標高約2500mの山を移動する間に、山の麓で吊り橋がありました、その橋を渡ると運が良くなると言われ参加者全員で渡りました。渡りきった所に寺院が有り、見学しました。山間の自然を満喫しました。それから山頂まで移動している間に段々と気温が低く成り高い所に来てるんだなあと思いました。ホテルに着き、少し休憩をしてから森林鉄道で台桧の原生林の山に行き、散策道を歩き紅桧などを見て第二のご神木の場所に着き目の当たりにすると、その大きさに感動しました。時間の長さを感じ人間のちいささを、思い知りました。
三日目は、早朝から御来光を見に行き山間からの日の光の強さ、輝きは目を開けていられませんでした。それから、森林鉄道に乗り途中下車し、ホテルまでの林道を歩き戻りました。それから、湖の昼食場所に行き原住民の踊りを見ながら食事を取りました。それから台北まで移動しましたが、予定より遅れて大変疲れたのを、思い出します。そのままホテルに行かず高級台湾料理店に行き食事を取りました。参加されたみなさんと、和気あいあいと御話しが出来まして、長い移動も忘れ楽しい時間を過ごしました。
四日目は、市内観光と免税店に行きまして、空路帰路に着きました。この研修旅行で感じたことは、その国、場所に行き体験、経験をしなければ相手に話しをしても説得力がないと思いました。機会があれば許す限り参加して、経験を積みたいと思います。今回参加して頂きましたお得意先と社員の皆様と同じ時間を過ごせた事を幸福に思いこの経験を生かし仕事に頑張りたいと思います。
今回このような企画を計画されました、友の会会長小畑さん、代表取締役若山社長有難うございます。


美濃清友の会会員様①

今回、美濃清友の会主催の「台湾阿里山研修の旅」に参加させて頂くに当たり、巨大な台檜の原木、そして台檜の香り・・・。又、銘木工芸品等々を頭に描きながら関西空港を出発しました。
台北に到着後、空路にて台檜の街『嘉義』へ。 空中より眺める風景は点在する村落を飲み込むかの様に森林が生い茂り、山深く、まだまだ未開発の所が多く緑の豊かさを実感しました。台湾の北部、嘉義から、少々くたびれた装飾華やかなバスに乗って、阿里山に向かう。登り一筋、幾山河揺られること三時三十分大樹が繁る森林公園に到着。全て台檜で内装されたデラックス車両の森林鉄道を利用して神木駅へ向かいました。
二代目と言う台檜の原木の御神木に対面して思わず『オー、ウー』とその大きさと太さに驚きを発しました。記念写真の撮影の後、森林公園を散策したのですが、その昔、台檜等の樹木が伐採された後、苔むした大地に植林されたであろう吉野杉の郡林そして紅檜、台檜等があちこちに密集しており、足元には力強く根を張り成長している自然の摂理を感じずにはいられませんでした。
翌日は標高二千百Mの阿里山ホテルを早朝三時三十分に森林鉄道にて出発し、四時過ぎに標高二千六百Mの台地に到着、寒風吹く中御来光を待つこと二時間。漸く六時十五分に待ちにまった目映いばかりの日の出を拝礼させて頂くことが出来、生かされている喜びを感じ暫し『合掌』。
阿里山から台北までバスにて移動すること約九時間。渋滞する車窓より素朴な田園風景と果実畑を楽しませてもらいました。
台湾が丁度「国慶節」にあたり連休で台北の街は若者で賑わい、各寺院は信仰厚き信者で込み合い、日本でもよく見かける風景。
若い女性は携帯電話に夢中、若者は古めかしい五十㏄前後の単車で列をなし街を縦横に走り廻りあちこちに単車の郡れ駐車。短時間での見学でその大半を知る事は出来ませんでしたが、その一部を垣間見る事が出来たように思います。
 最後にこの旅で台湾の躍進発展する部分と又、反対に取り残された地域或いは『生』の生活の息吹を体感出来たのは幸いでした。
 合掌。





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